旅(バックパッカー)

ガンジス川に行ったけど、残念ながら人生観は変わらなかった【感想】

コロナで外出が自粛されていますが、通常通り引きこもっています。

みなさんこんにちは、イヌアイロンです。

ロバ
ロバ
ガンジス川って実際にどうなんだい?

イヌアイロン
イヌアイロン
神秘的な場所だったよ!

この記事では実際にガンジス川に行ってみた感想をまとめた記事になります。

ガンジス川にこれから行ってみたいという方の少しでもの参考になれば幸いです。

結論から言うと、

最高に良かった!

フォックス
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わざわざ行ったんだから、そう言うに決まってるだろ!

と思われるかもしれませんが、本当にいってみて良かったと思います。

ですが、

「人生観が変わった!」

とは思っていません(笑)

インドに行って人生観がコロッと変わってしまう人がたまにいるそうですが、どんだけ自分の人生観がユルユルなの?

とツッコミを入れたくなります(笑)

とはいえ、人生観は変わらなくても”死生観”は少し変わったのかなと思っています。

こも記事をみてわかること

・実際にガンジス川に行ってみた感想が分かります。

それではいってみましょう!

ガンジス川に行ったけど、残念ながら人生観は変わらなかった【感想】

ガンジス川に行ったけど、残念ながら人生観は変わらなかった【感想】

昔からガンジス川には行ってみたいと思っていました。

ついにその念願が叶ったとき、「ついに来たな…」とスカしていました。

アナザースカイ的な感じですね。

ガンジス川には2日に分けて計2回行きました。

・1日目:夜にプージャ(礼拝)を見に行きました

・2日目:朝にボートでガンジス川を散歩しました

なので、夜のガンジス川と朝のガンジス川を見ることができました。

ガンジス川に向かうまでの裏路地の汚さに驚きつつ、ガンジス川の川岸の階段に到着。

第一印象は“汚い”ということでした(笑)

匂いはそこまで臭くないですが少しアンモニア臭がします。

また6月末のインドはなんと最高気温が42℃、一日中暑いためか水温は少しぬるかったです。

川幅は、はじめはとても広い大きな川を想像していましたが、思っていたよりも川幅は狭く、普通の川かもって感じ…

向こう岸はすぐそこって感覚です。全然遠くない感じ。

まぁガンジス川と言っても、非常に長い川なので川幅もさまざまだと思います。

1日目の夜 プージャ(礼拝)

1日目の夜 プージャ(礼拝)

まず1日目の夜、オートリキシャーに乗りバラナシの町を爆走。

ガタガタと揺れるオートリキシャーに振り落とされそうになりながらガンジス川の近くまで行きました。

そこからは歩行者天国のため、インド人の人混みの中ガンジス川まで歩いて行きます。

道の両側にはお店があり、色々なものが売っていて、それを買う人もたくさん。

そして人に踏まれそうになる事も気にせず眠るインド犬もたくさん(笑)

いろんな発見があるので、歩行者天国は歩いているだけでも楽しかったです。

すでに知っている人も多いかと思いますが、ガンジス川では毎晩プージャ(礼拝)が行われます。

また、インドの各地から礼拝をしに来ます。一生に一度はガンジス川に礼拝をしに行きたいのだそう。

インド人からしてみると、ガンジス川は神聖な場所なのだと改めて思いましたね。

19時頃になると若い修行僧のが数名準備に取り掛かり始め、プージャが大音量の音楽と共にスタート。

始まった瞬間から凄まじい熱気でした。何かわからないけど伝わってくるぜこの感じ。という感じw

流れる音楽と歌に合わせてみんなも手をたたき、歌を歌う… 腕を振りみんなを盛り上げる謎のおじさん…誰?

ん?なんかライブみたいだな…

観光客はただただ見学しているだけなので、呆気に取られて終了。

礼拝

礼拝にかかった時間はおよそ1時間くらいでしたが、ものすごく神秘的な夜でした。

そしてとても暑かった夜でした。

あちぃ…

2日目の朝 沐浴

2日目は、3時半に起き、夜が明けてまもない早朝ホテルを出発。

いや、まだ夜かもしれない。

「昼間の暑さに比べたらまだマシだな」なんて考えながら寝ぼけながらホテルを出ました。

ガンジス川へは朝3時から人々が訪れ、到着した頃には露店がオープンし、お供えの花を売る人や仕事の準備をする人がたくさんいました。

ガンジス川に行く途中、朝ごはんも食べていなかったのでお店でチャイを飲んでみました。

「ついに飲めた本場のチャイ。陶器のカップで飲むが更に美味しい!」

チャイには砂糖がたっぷり入っていて、子供でも好きそうな味。

朝ごはんの代わりに砂糖たっぷりのチャイをエナジードリンクのように1杯飲む。これがインド人の定番らしい。

チャイでパワーアップした後、細い裏路地を抜けてガンジス川を目指しました。

この裏路地は正直とても汚い。ゴミに誰かのう○こ、たくさんのハエが飛んでいました。でもインドに着いて3日目にもなると慣れてしまいましたね(笑)

ガンジス川の河岸に到着すると、可愛らしい少女が花を売っていました。

ガンジス川の河岸に到着すると、可愛らしい少女が花を売っていました。

とても可愛らしかったので、写真を撮ってもいいかと尋ねるとOKと返事をくれました。

カメラを向けると、こちらに向かって可愛らしくポーズ。

きっと観光客に写真を撮られるのに慣れているのだろう。素敵です。

売っている花は灯籠流しのようにマッチで火を付けて願いを込めて流すのだそう。

売っている花は灯籠流しのようにマッチで火を付けて願いを込めて流すのだそう。

花の真ん中のロウソクに火を灯しガンジス川にそっと流します。

これまた幻想的。

太陽が登り始めるガンジス川にゆらゆら揺れる花が美しかったです。

太陽が登り始めるガンジス川にゆらゆら揺れる花が美しかったです。

また、写真を撮ることはできませんでしたがガンジス川に火葬場があります。

焚き火をしているかのように見えるけど、すぐ側で火葬が終わるのを家族が待っています。

多くの人がここで火葬されることを望んでいますが、費用が高いためなかなか難しいのだそうです。

そして火葬された灰はそのままガンジス川へと流されます。

とても生と死について考えさせられたガンジス川への旅でした。

まとめ

朝のガンジス川

写真は朝のガンジス川。

それではまとめです。

・ガンジス川は予想通り少し汚い(笑)

・礼拝はとても迫力があり、一見の価値あり

ガンジス川に行ってみて、人生観は変わりはしませんでした。

しかし、インドには色々な人がいて、それこそ日本ではあまりいない桁違いな大富豪や、物乞いをする人までいます。

ここまで貧富の差が激しいと、人とは何か、そして人生とは何かを嫌でも考えさせられます。

人はなぜ生まれて、なぜ死ぬのか。

ということを感じることができたガンジス川であり、インドでした。

インドよありがとう。

そしてまた行きたい…

というわけで今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!