みなさんこんにちは、ボブです。
この記事は、「パキプスって聞いたことあるけど、あまり詳しく知らない」という人に向けて書いています。
パキプスはコーデックスの王様と言われている、非常に貴重な植物です。
ゆえに最近ではさらに高価になっています!
そんなオペルクリカリアパキプス(以下パキプス)は一度活着すれば、丈夫な植物です。(活着:さし木・移植などした植物が、根づいて生長し続けること。)
そのほかにもたくさん魅力がありますので紹介しようかと思います。
・パキプスの概要がわかります
・パキプスの魅力がわかります
・パキプスの育て方もわかります
さっそくいってみましょう!
【コーデックスの王様】オペルクリカリアパキプスの育て方と魅力を紹介
まずは、パキプスの基本情報です。
パキプスの基本情報
属性:オペルクリカリア属
自生地:マダガスカル
育成期:夏
パキプスはマダガスカルの南西部に自生します。
マダガスカルと言えばパキポディウムが有名ですが、このパキプスも非常に有名です。
マダガスカルの植物が好きな人は、必ずと言って良いほどパキプスを持っているのではと思うくらい人気の植物ですね。
私も手にしたときは価格に見合う、価値があると実感したのを覚えています…
パキプスの魅力を紹介!
僕が思う、パキプスの魅力は3つ!
・その①:樹肌がゴツゴツ、イボイボしてる
・その②:葉っぱがかわいい
・その③:育てやすくて強い
それぞれ解説していきますね。
①樹肌がゴツゴツ、イボイボしてる
パキプスの樹肌はご覧のようにイボイボしています。
このイボイボは1年や2年で作られるものではなく、何十年単位で出来ていきます。
個人的にはパキプスの一番の魅力はと聞かれたら間違いなくこの樹肌を言いますね!
ここだけ触ってご飯が食べれますね。間違いなく。
②葉っぱがかわいい
パキプスは、可愛い葉っぱを出します。
上の写真を見て可愛いと思いませんか?小さい葉っぱがたくさん。
パキプスの枝はジグザグに生えていきます。その先に枝が分岐し、小さな丸い葉っぱを生やします。
その葉が紅葉した時もまた良いですね。
ちなみに、同じオペルクリカリア属でデカリーと言う種類があります。
小さい時には見分けがつきませんが、パキプスはジグザグな枝を生やしますが、デカリーは比較的まっすぐ伸びていきます。
③育てやすくて強い。
パキプスは一度発根すれば、かなり頑丈な植物です。
そのため、安心して育てることが出来ます。
発根が大きな壁なんですがね…(汗)
育てやすいとは書きましたが、決して成長が早いわけでは有りません。成長はとてもとても遅いです。
しかし、枝は毎年盛大に伸びますので定期的に剪定をしましょう。
パキプスの価格は?
パキプスは輸入してから発根する確率が非常に低いため、その分価格に反映されています。
そのため、2019年時点での相場は大体以下になります。
未発根株:5万円〜10万円
発根株:10万円〜30万円
パキプスはプロが発根管理したとしても、確率は20~30%と言われています。
「発根株は高すぎるから、未発根株を買った方がいいのでは」とお思いになるかと思いますが、
初心者の方は発根株の購入をオススメします。
理由としては、①発根にはノウハウが必要。②貴重な植物なので可能な限り枯したくないからです。
まぁ確率を考えると発根株を最初に購入した方が良いですよね!
ちなみに僕はパキプスの発根管理は今まで一度も行ったことがありません!
パキプスの育て方は?
パキプスの育て方に関しては、パキポディウムと同じ管理方法で問題ありません。
簡単に説明すると、
・置き場は日光がよくあたり風通しがいいところ
・用土は完全に乾いたらしっかり水やり
・5℃を目安に冬は室内管理に切り替える
記事が長くなりますので、別記事を参照ください。
パキプスの今後は?
そのため、海外の現地に自生している植物の輸入は年々厳しくなることが想定されます。
なので今後は、実生がメインになっていきます。(実生:草木が種から芽を出して生長すること。その発芽した植物。みしょうと呼びます。)
パキプスの成長スピードはと〜っても遅いですが、死ぬまでには立派な樹形になっているはずですw
なので、のんびりカッコイイ樹形を目指して育てていきましょう。
まとめ
・パキプスはマダガスカルに自生している
・パキプスの魅力はなんと言ってもブツブツ樹肌
・パキプスを買うなら必ず発根したものを!
パキプスは非常に高価な植物ですが、とても魅力的なのでおすすめします。
が、無理は禁物ですので、実生から楽しむのも全然ありだと思います!
というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!