こんにちは、ボブです。
この記事は、アガベの実生のやり方がわからないと言う方に向けて書いています。
結論から言うと、アガベの実生はとても簡単です!
とはいえ、残念ながら発芽率は100%ではありません。
しかし、他のパキポディウムの種などと比べると比較的安価に購入することができるので、その分たくさん種をまくことができるので発芽する数は多くすることができちゃいます。
実生について解説する前に注意点が2つあります。
その①:本記事の内容が正解ではないので、1つの参考例としれ見てもらえたら嬉しいです
その②:発芽率に影響するのはするのは種の鮮度です
種をまいても発芽しなかったのは、もともと種の鮮度が悪かった可能性があるので落ち込まないようにしてくださいww
適切な気温にまくと、どんな用土でも発芽はするはずなので。
個人的なノウハウも書いているので、最後までみてもらえると嬉しいです!
・アガベの実生についてわかります
・実生のために準備するものがわかります
・種まきからその後の水やりまでの方法がわかります
さっそくいってみましょう!
【簡単】アガベ実生のやり方とは【置き場は屋外一択です】
ではまずは、実生から育てることのメリットから解説していきますね。
メリットは山ほどある
実生から育てるメリットは3つ!
・その①:安い!
・その②:強い!
・その③:楽しい!
ある程度成長しているアガベは2,000~5,000円くらいで、大株であれば10,000円以上するものもザラにあります。
しかし、実生から育てることでとても安く育てることができます。
ただある程度のサイズになるまでは数年かかりますが、それは唯一のデメリットとしておきましょう。
また、種から育てることで日本の気候に順応することができるため、比較的強い個体に育ちます。
言い方を変えると小苗の時点で、日本の気候に適することができない “種”は枯れていき、発芽の時点で淘汰されていることになります。
さいごのメリットは、実生を育てることは楽しいと言うこと。
本当にこれにつきる。
ペラッペラの種から大きくなるアガベを毎日見ていると愛おしくて食べたくなります。
実生はやっぱりやめられないっすね。
種をまいてみよう!
アガベの種は約5mmくらいの大きさで、とても平べったいのが特徴。
薄さは2mmくらいといったところでしょうか。
本当にペラッペラww
では実際に種をまくプロセスをサクッと解説していきますね。
種をまくタイミングは成長期シーズン
結論からいうと、
3〜6月の間がベストです。
とはいえ、ある程度気温がよければ発芽はしますのでリミットとしては、9月や10月といったところでしょうか。
気温が高くなければ発芽する確率が低くなってしまいますのでタイミングには注意しましょう!
とりあえず、春にまくことを覚えてもらえればOKです。
用意するもの
基本的には用意するものはたった2つ。
・アガベの種
・多肉植物用の用土
用土に関しては、正直なところそこまで気にする必要はないかと考えています。
テレビや雑誌などで全く違う配合ですのでww
なので、何が重要なのかというと、使っている用土の特性を知ることが大切だと考えています。
用土については、別の記事にまとめていますので、気になる方は合わせて読んでみてください。
これらはMUSTで必要なものですが、WANTで必要になるものは以下。
ピンセット:種を上手く穴に入れるために必要
紙:種を上手く穴に入れるために必要
(どちらかやりやすい方でOKです。)
割り箸:用土に穴を開けるために必要
プラ鉢:ぶっちゃけなんでもOKです
使うタイミングは後述します。
パパッとまこう!
手順は以下となります。
・手順①: 種を水につける
・手順②: 用土を鉢に入れる
・手順③: 用土に沸騰させたお湯をかける
・手順④: 種の穴を開ける
・手順⑤: 種を穴に入れる
・手順⑥: 土を被せる
では1つずつ解説していきますね。サクッとテンポよくいきます。
手順①:水につける
発芽率をアップするために種を一晩水につけておきます。
一晩つけておいて、水を吸収させておきましょう。
種の鮮度によっては水につけていなくても発芽しますが、発芽率をUPすることができるのであれば全て行うべきだと私は思っています。
手順②:用土を鉢に入れる
アガベ用の用土を鉢の中にいれます。
鉢底には軽石か大きめの鹿沼土、赤玉土を配置しましょう。水はけを良くするためですね。
表面の用土を確認したいので、今回は化粧砂は不要です。
手順③: 用土に沸騰させたお湯をかける
用土を殺菌する為に、沸騰したお湯を用土にかけます。
その後、用土を触っても暖かくない状態であれば準備OK。
手順④: 種の穴を開ける
指や割り箸で用土に穴をあけます。もしくは、溝をビーっと引いてもOK。
だいたい深さは5mmくらいで行っています。ここも神経質に考える必要はありません!
あまり深すぎると日光がよく当たらないのでこれくらいがベスト!
手順⑤: 種を穴に入れる
種を先ほどあけた穴に入れましょう!
ピンセットなどで種を掴んだりすると、力加減が難しく『ブチュ』っと潰してします可能性がありますので注意が必要です。
他のやり方としては、紙を一度折ってからそーっと入れると入れやすいです。
手順⑥: 土を被せる
最後に種に土を被せて終了です。
種が狙った位置ではなかったり、用土を上からかぶせる際に割り箸や指で微調整しましょう。
育苗トレーで一度にたくさんまくのもあり
最近はこの育苗トレーで一度に数百粒まいていますww
普通の鉢だと深さがあるため、用土が乾かず1つの種に対して用土が多いというデメリットがあります。
また、アガベの種は比較的安価なので、まとめ買いできるのも大きなメリットなのかと思います。
【育て方】基本的に毎日水やり
実生の育て方は特に難しくはありませんのでご安心を。
水やりはしっかりと
小苗の状態になるまではほぼ毎日水やりをしましょう!
ここでいう小苗とは、1年未満のことをいいます。
なぜなら、まだしっかしとした根が生えていなくて、細根なのでとても乾燥に弱いんですよね。
なので基本的には毎日水やり。これでOK。
2年目以降の水やりは用土が乾いてから
2年目以降の水やりは用土がしっかりと乾いてからで問題ありません。
つまり普通のアガベと同じ水やりの方法でOKです。
用土の乾き具合がよくわからない。という方は水やりチェッカーを使うのもあり。
キャビノチェさんの水やりチェッカーはレビューの評価も良く、価格も1,000円以下で購入できるのでオススメです!
置き場は直射日光と風通しがいいところ
この2つのポイント意識して置き場を選びましょう!
・その①:風通し良いところ
・その②:直射日光が当たるところ
これらの条件はつまり、室内での管理は不可能ということです。
アガベは直射日光に当てても大丈夫。
また実生から育てていると風通しがよくないと、締まった感じで育ちません。
風が外力となり、適度なストレスを与えることで引き締まります。
種を手に入れよう!
アガベの種を入手する方法は主にネットからになります。
パキポディウムのように毎年受粉できるのであれば自家採取できるのですが、アガベはいかんせん花が咲かないww
センチュリープランツ(100年)と言われているくらいですから、種をとることはとても難しいのです。
いろんなサイトから種を入手しよう
・その①:多肉植物ワールド
・その②:ヤフオク
・その③:メルカリ
このほかにもたくさんあります。
多肉植物ワールドさんは種のバリエーションが豊富で、とても珍しいものもあるのでとてもオススメ!
また最近はヤフオクやメルカリでも購入しています。
特にメルカリが多いですかね。
なんせ購入に至るまでが簡単で便利なのでこちらもオススメです!
まとめ
その①:実生は安い!強い!そして楽しい!
その③:1年目は毎日水やりでOK!
その②:種は基本的にネットで購入しよう
アガベの種はとても安価なので、ダメもとでサクッとまいてみるのもいいかもしれません。
実生は本当に楽しいので、ぜひ一人でも多くの人に楽しんでもらいたいと思います!
というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!