ライフスタイル

【後悔】薪ストーブを使ってみた感想【失敗しない考え方】メリットデメリットも解説

こんにちは、ボブです。

ロバ
ロバ
薪ストーブを実際に使ってみてどう?

イヌアイロン
イヌアイロン
微妙かもww

この記事では実際に僕が薪ストーブを使って生活してみてわかったメリットとデメリットをまとめた記事になります。

さっそく結論からいってしまうと、残念ながら薪ストーブはあんまりオススメすることはできないです。

なぜなら、設置するためにかかるコストと日々のメンテナンス(労力)に対して、メリットが小さいと思うからです。

一言でいってしまうと、とてもコスパが悪い(非合理的)。

フォックス
フォックス
マジで?

誤解してもらいたくないは、あまりオススメはしないけども僕としては薪ストーブは好きですので。

あくまでこの記事は、経済合理性の観点から考えて非合理だと判断しています。

ですので、趣味としての薪ストーブならオススメできます!

手巻き時計や旧車も、令和の今では合理的なプロダクトとは言えないんだけど、一定数好きな人はいますよね。

「不便だと分かっているけど、オレは好きなんだ!」と、薪ストーブは完全にこっちの趣味嗜好向けですので、これから設置しようかと検討している人の参考になれば嬉しいです!

この記事をみてわかること

・薪ストーブのメリットとデメリットがわかります

・薪ストーブをオススメできる人がわかります

さっそくいってみましょう!

ボブ
ボブ
どもども管理人のボブです。Twitterもやってます。

【後悔】薪ストーブを使ってみた感想【失敗しない考え方】メリットデメリットも解説

【後悔】薪ストーブを使ってみた感想【失敗しない考え方】メリットデメリットも解説

やっぱり、薪ストーブって憧れますよね。

薪ストーブへの憧れ

ぼくは昔から「いつか薪ストーブのある家に住みたい!」という憧れがありました。

そんな中、中古の戸建てを購入した時になんと薪ストーブがその家ついていたため、そんなことから薪ストーブがある生活を手に入れてしまったのですww

まぁ、薪ストーブ目当てでその家を購入したわけではないんだけど、幸運にも憧れの薪ストーブが手に入ったからさっそく、数ヶ月間使ってみることに。

なので、第三者目線でよりフラットな視点でメリットとデメリットを判断することができた。(と勝手に思っています)

新品を設置するには約150万円も必要

上述したとおり、ぼくの場合は買った家に「たまたま」薪ストーブがついていたから、新しく設置するためにいくらかかるのかはわからないです。

んが、「新品を設置する時はいくらかかるのか」が気になったので、色々と調べてみました。

結論としては、薪ストーブを設置するにはおおよそ150万円くらいは必要です。

ただし、値段はピンキリです。なので、平均的な参考値としてイメージしてもらえればOKです。

 費用
本体代40万円
煙突代60万円
施工代40万円
合計140万円

何度も言うけど、この金額は参考レベルだから詳しい金額を知りたい方は業者に見積もりを出してもらうのが一番手っ取り早くて正確だと思います。

こんな人にはオススメ

メリットとデメリットを解説する前に、こんな人であれば薪ストーブをオススメできる3つの要素を解説していきます。

・その①:時間に余裕がある人

・その②:予算に余裕がある人

・その③:薪ストーブが心から大好きな人

注目すべきは、これら3つの中の “どれか” ではなくて、この3つすべて満足している人にはオススメできる。ということです。

「時間があっても予算がない」とか、

「定年退職後で時間と予算もあるけど、薪ストーブはちょっと気になるレベルで大好きではない」

という人は、やめておいた方がいいかと思いますww(たぶん後悔すると思うので)

毎年薪を確保するのにもお金がかかるし(労力も)、えんとつの清掃にもお金がかかっちゃうから、ランニングコストは意外にも大きいのです。

だから、「薪だから暖房代はタダ!」と思う人もいるけど、ぶっちゃけタダにはならないと思ってます。

仮に薪をタダで入手できたとしても、今度はそれを割らなければなりません…

フォックス
フォックス
確かに、好きじゃないと続けれないかも。

それらにかかる工数をお金に換算すると、数万円はするでしょう。

なので結局お金はかかっているから「タダではない」のではと考えるのであります。

イヌアイロン
イヌアイロン
タイムイズマネー!

薪ストーブのメリット

薪ストーブのメリット

「薪ストーブ メリット」でググると、住宅メーカーがこぞってつらずらとメリットを掲げているんだけど、ぶっちゃけ最大のメリットはこの2つだけじゃないのかなと思ってます。

・その①:シンプルにあったかい

・その②:炎に癒される

それぞれ解説していきますね。

その①:シンプルにあったかい

薪ストーブはあくまで暖房機器だから、あったかくないと意味がないですよね。(だから当たり前っちゃ、当たり前)

実際に薪をバンバン燃やすと、ほんとうにあったかくなります。

(とはいえ、我が家の薪ストーブは小さいから真冬で頑張って20℃くらいが限界っす)

それでも厚着しないからとても快適に家で生活することができます。

あと、よく薪ストーブの暖かさはエアコンとかと違うっていう情報があるんだけど、ぶっちゃけそれはわからないww

ただ暖かいだけ。それ以上でも以下でもない。

その②:炎に癒される

薪ストーブのメリットの2つ目は、「炎をみて癒される」です。

なぜなら人間は、揺らいでいる炎をみると癒されるようにできていて、「1/fのゆらぎ」というのが一番心地よく感じるリズムだからだそうです。

んが、実際にはそんなに炎はみないです。

ずっと薪ストーブの前にいるわけじゃないですので。

ちなみにぼくは、たまに焚火台で焼き芋を作るんだけど、炎をみて癒されたいのであればこっちの方がオススメかなとさえ思ってます。

これだと薪ストーブよりもお手軽ですのでww

以上のことから、ぶっちゃけメリットはこの2つしかないんんじゃないのかなと思うんです。

フォックス
フォックス
意外と少ないな。

ちなみに薪ストーブの上で料理はしない

フォックス
フォックス
煮込み料理はするでしょ。

ぼくは薪ストーブの上で料理はしません。だってシンプルにめんどくさくないですか。

ガスでサクッと調理できた方が楽だし、薪ストーブだと火力の調整とかも面倒だからやる気にならないんです。

(なんかすみませんww)

あくまでぼくは使わないだけなのですので。

薪ストーブのデメリット

薪ストーブのデメリット

では薪ストーブのデメリットを解説していきますね。

ぼくが思うに4つあります。

・その①:暖かくなるのに時間がかかる

・その②:灰の処理が面倒

・その③:薪の確保が面倒

・その④:えんとつの掃除が面倒

フォックス
フォックス
デメリットの方が多いじゃねぇかww

薪ストーブの導入を考えている人にとってみれば、かなりキツい意見だけど、一応実際に使ってみたリアルな感想なので、どうかお手柔らかにみていただけると嬉しいです。

ではそれぞれ解説していきますね。

その①:暖かくなるのに時間がかかる

暖かくなるのに時間がかかる

これが最大のネック。

すでに察しがついていると思いますが、薪ストーブだとすぐには家の中が暖かくなりません。

ぼくの家だとだいたい1〜2時間は焚き続けないと、家の中の温度は上がってきません。

なので、実際には休日しか薪ストーブを使っていませんww

朝はエアコンを入りタイマーでセットしているから、起きた時は快適な温度になっている。

だけど薪ストーブを朝に焚こうとすると、真冬のこのクソ寒い時にわざわざ火をつけるのはもはや「苦行」でしかありません。

そして、つけても温かくなるのは数時間後…

こればかりはどうしても文明の力には敵うことはできませんね。

その②:灰の処理が面倒

灰の処理が面倒

灰の処理が実にめんどくさい。(あぁ、めんどくさい)

1日薪を炊くだけでも、上の写真のようにかなりの灰がたまります。

それを薪ストーブを使った次の朝に毎回とる必要がある。

そして、その灰をそのままゴミ袋で捨てたいところなんだけど、実情は行政によって処理の方法は異なるんです。

これが超〜めんどくさいww

ちなみにぼくが住んでいる地域ではフタ付きのバケツに入れて、それをクリーンセンターなどに持っていって処分する必要があります。

最初は「やった〜!灰は肥料になるから最高じゃん!」と楽観的に考えていたんだけど、あんまり灰を畑にまきすぎると土壌の性質がアルカリ性に偏ってしまうからそれも今はやってないですね。

その③:薪の確保が面倒

薪の確保が面倒

これは誰しもが思うことなんだけど、「薪ってどこで買うの?」問題です。

「薪は地元民のネットワークを駆使することで、無料で手に入るよ!」という声もあるんだけど、リアルでは大半の人が業者から買うことになるでしょう。

そしてぼくみたいに休日の二日間でしか利用しない人であれば、そこまで消費は多くはないけど、毎日使う人はかなりの薪をシーズン前に用意しておく必要があります

そしてあたり前だけど、業者から買うということは有料になります。

だからそもそも暖房機器として薪ストーブの利用を考えていた人は、いちどエアコンという文明の力と比べて、自分は何がしたかったのかを考えてみるといいと思います。

薪の確保はほぼ毎年確保する必要があるので、考えただけでもイヤになるww

イヌアイロン
イヌアイロン
結構辛い!

その④:えんとつの掃除が面倒

えんとつの掃除が面倒

えんとつの掃除もほぼ毎年する必要があります。(これも実にめんどくさいww)

平屋の戸建てであれば脚立で自分でも掃除ができるけど、大半の家は2階だと思うので自分で行うのは無理があります。

例え平屋でも屋根に乗った時の高さはむちゃくちゃ怖いし、そもそも素人がやると大けがをしてしまう可能性だってある。

そうなれば業者に頼むことになるんだけど、これもまた有料。

イヌアイロン
イヌアイロン
ガビーン。

あなたはこの毎年の有料地獄に耐えられるだろうかww

まとめ

・時間とお金があって、薪ストーブが好きな人にはオススメできる

・薪ストーブの現実は意外と大変ww

薪ストーブの導入を考えている人で、少し残念に思った方もいるでしょう。

ぼくの周りにも相当のお金をかけて薪ストーブを設置したけど「労力に対して得られるものが少ない」という理由で使わなくなった人も多くいます。(これがリアル)

とはいえ、さんざん書いたけど人生は一度きりだから本当に「薪ストーブが欲しくて、デメリットがあっても欲しい!」という人はぜひ購入をオススメします。

というわけで今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

イヌアイロン
イヌアイロン
んじゃまたね!

暖房器具としては、アラジンストーブも超オススメです!