こんにちは、ボブです。
この記事ではビカクシダをより大きくしたいと考えている方に向けて書いています。
もともと私も「ビカクシダを大きくしてぇ〜!」と言う願望はありました。
けど、いくら液肥を与えても正直なところそこまで大きくはなってない…と言う状況。
そんなある日、”趣味の園芸”でビカクシダを巨大化させる方法という記事があったので、それを参考にして実際にやってみたことを記事にまとめることにしました。
参考記事:熱帯植物栽培家の杉山拓也さんの記事
ではどうやって巨大化させるのかというと、
適切な温度で、肥料をバシバシ与える。
です。
案外普通ですよねww
ですが、その肥料が少し自分の考えているものとは違ったのでぜひ最後までみてもらえたら嬉しいです。
まだ実験中のため巨大化の実績はありませんww
この記事はあくまでチャレンジ中。ということだけご了承いただければと思います。
1年後に改めて写真を撮ってみますので乞うご期待!
・ビカクシダを巨大化させる方法がわかります
さっそくいってみましょう!
【巨大化】ビカクシダを大きくする方法とは【結論:適温と肥料】

巨大化させるには3つの要素が必要となります。
・その①:最適な温度
・その②:最適な肥料
・その③:風通しのいい場所で育てる
それぞれ解説していきますね。
その①:最適な温度
ビカクシダの育成における最適な温度とは種類にもよりますが、
最低12℃以上です。
乾燥しすぎや温度が低すぎるのはNGなので、室内または温室で育てるのがベスト。
とはいえ、以下のオセアニアに自生している種類は5℃までは耐寒性があります。
・ビフルカツム
・ヴィーチー
・スーパーバム
・ヒリー
育てている種類に応じて栽培環境を工夫しましょう!
その②:最適な肥料

肥料は全部で3つ使用します。
・速攻性化成肥料
・動物性の完熟堆肥
・液肥
この3つの肥料を使ってグイグイ巨大化させていきます。
・植物性堆肥:落ち葉や枯れ葉などを発酵させた堆肥
・動物性堆肥:牛ふんや鶏ふんなどを発酵させた堆肥
それぞれの特性はこちら。
土壌改良効果 | 肥料効果 | |
---|---|---|
植物性堆肥 | 高い(↑) | 低い(↓) |
動物性堆肥 | 低い(↓) | 高い(↑) |
それぞれ特性があり、今回の目的であるビカクシダの巨大化は土壌改良ではなく、肥料として使用したいので動物性の堆肥がベストだと言うことになります。
でも注意点が一点!
牛ふん堆肥は完熟を購入するようにしましょう!
完熟堆肥とは、素材の有機物が”熟成”よりもよく分解されたもののことを言います。
分解や発酵が十分でないと、微生物がチッ素分を奪い根にダメージを与えてしまうので、完熟一択となります。
完熟牛ふん堆肥はなかなかホームセンターでは売っていない件
私も「近所のホームセンター置いてあるだろう」と思い数件見てみましたが…ない…どこにも。
仮説ですが、農家の方は堆肥は特に完熟にこだわっていないのではないかと思うんです。
というのも、我々のように鉢で植物を育てるのと違い、大きな畑や田んぼで使用するのでコストが膨大になることを考えるとそこまで使っていないのかと。(たぶんね)
なのでシブシブ、ネットから注文。
なんと送料と商品がほぼ同じ値段ww
しっかりと”完熟”と記載されていますね。うん。これでよし!

くれぐれも熟成とお間違いないようにww
その③:風通しのいい場所で育てる
植物の栽培において、風は非常に重要な要素。
適度にストレスを与えることで、全体が引き締まりカッコいい樹形になります。
風があまりない場所で育てている方は、サーキュレーターなどで風を与えるのもあり。
その他にも風通しを良くすることで得られるメリットはたくさん。
・その①:根腐れを防止
・その②:カビやキノコの発生防止
・その③:害虫の防止
・その④:樹形の姿形を作れる
・その⑤:日焼け防止
詳細は別の記事でまとめていますので、興味があれば合わせて読んでいただければと思いまっす!
作業方法はいたって簡単!


では作業方法について解説していきます。
手法はとても簡単2ステップ!
・手順①:貯水葉の裏におく
・手順②:その上から水ごけを薄く敷いてフタをする
たったこれだけ。
これは速攻性化成肥料。


そしてこれは、動物性の完熟堆肥。


うん。いい感じの牛ふん堆肥っぽいですね。
これらの肥料を貯水葉の裏に置いて、最後に水ごけで肥料が落ちないようにフタをして終わりです。


まだ、貯水葉が大きくないものに関しては、麻や水ごけで肥料をまとめてビカクシダの貯水葉部分にビニール紐で固定するのもありだと思います。
分量や期間について
分量:一つまみ
期間:5月〜10月
頻度:2ヶ月に1回
分量は一つまみを基準に、育てているビカクシダのサイズに応じて調整するのがベストだと思います。
私も肥料の量については、これから試行錯誤してベストな分量を掴む予定。
そしてビカクシダの育成期は夏なので、その期間中に追肥してやります。
定期的に液肥を与える
1〜2ヶ月の間隔くらいで定期的に液肥を与えてさらに大きくします。
私は以前から液肥についてはバシバシ与えていました。
液肥だけでも与えた後はなんだか元気な感じがしていましたが、その他にも肥料をあげると果たしてどうなるのか。。。
最高じゃねぇ〜か。
経過観察中
実験台となるビカクシダはアンゴレンセ。
さてここからどれだけ大きくなるでしょうか。
とはいえ、この季節からビカクシダは休眠期に差し掛かるのでまずは1年後に期待!
2020.9.20撮影


まとめ
・巨大化のカギは適切な温度と肥料。
・肥料は、速攻性化成肥料と完熟の動物性堆肥。
随時更新していきたいと思いますので、結果はどうなるかお楽しみにしておいてください。
とは言わず、みなさんもとりあえずやってみましょう!
というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!