こんにちは、ボブです。
アニメ プラネテスを5回以上みているこのぼくがプラネテスの魅力や名言をまとめた記事となります。
まず最初にぼくの採点は以下。
採点:4.8点
もう限りなく5.0点に近いけど、他にまだ見ぬ名作があることを信じて4.8点をつけました。
一言でいうとザ・名作。です。
まず最初に「プラネテスの製作に関わった全ての人、ありがとう!」と言わせてください。
このような最高なアニメを世に出していただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。(ちなみにこの記事を執筆しているのは2020年)
プラネテスはアニメ自体も面白いんだけど、そのキャラクターが発する名言が後世に語り継がれています。
そんな名言も10つ紹介していきますので、最後までみてもらえたら嬉しいです。
ネタバレありですので、まだ観てない方は注意してくださいね(笑)
【宇宙の真理とは】プラネテスの名言ベスト10!人生の羅針盤の哲学アニメだ【感想】
まずはプラネテスとはどういった作品なのかといった概要を解説しますね。
「どんなのかザックリと把握したい」という方は、以下の動画を観てください。プラネテスの良さがギュッと詰まっていますので↓
プラネテスの概要
あまり顧みられることのない、宇宙開発によって生まれたスペースデブリ(宇宙ごみ)問題を取り上げ、その回収業者が主役のSF漫画である。2002年度星雲賞コミック部門および、テレビアニメ化された作品が2005年度星雲賞メディア部門を受賞。同賞の原作・アニメのダブル受賞は『風の谷のナウシカ』以来であり、更には連載中の作品については本作が初である。
Wikipedia引用
デブリとは切り離されたロケットの残骸であったり、今は機能していない古い人工衛星などの宇宙ごみのこと。
そんな宇宙ごみを片付けることが主な業務のデブリ課は、テクノーラ社の中では底辺的な扱いをされている課で、オフィスの場所はとても綺麗とはほど遠い場所にあります。
物語は主に、主人公ハチマキを中心に繰り広げられますが、デブリ課の一人一人にスポットを当たっているので、観ていてまったく飽きません。
みんな色々なものを背負って、悩み、そして苦しんでるのかといつも思っています。たとえそれが宇宙でも。
原作の漫画が存在します
また、アニメは2003年に放送されましたが、原作の漫画は1999年に連載されています。
2000年初頭にここまで先を見据えた、宇宙の暮らしや生き方を描いている作品とは本当に毎回驚かされます。
アニメをみて、「原作も読んでみたい!」という方には、全部で4巻しかでていないため、完結セットで買うのがオススメですよ!
プラネテスの名言ベスト10!
何度もしつこいようですが、プラネテスは本当に最高な作品です。
なので名言がとてもたくさんありますので、いくつかピックアップして紹介します。
第10位
「Please save Yuri.」
by ユーリ
ユーリの奥さんがユーリに対して書いたことば。
ユーリはこれを見つけるために、デブリ屋として働いていましたがやっと見つけることができた時計の裏にこのメッセージが書かれていました。
第9位
「結婚しよう…」
by ハチマキ
最終話で伝説として後世に語り継がれるプロポーズです。
これはしりとりをしていて、「け」が連続していて最後にハチマキがいう「け」から始まる言葉がそのままプロポーズになりました。
しびれるくらい恥ずかしいシーンですが、かなりカッケェ〜と思っています。
第8位
「宇宙は一人じゃ広すぎるのに…」
by タナベ
これはタナベが発した有名なセリフです。
宇宙でさまよう埋葬をしている故人に対して発したセリフで、タナベの心の広さが同時にわかる言葉でした。
第7位
「どうして…どうしてなんでしょう。ここからは、国境線なんてみえないのに。ただ…地球があるだけなのに…」
by テマラ
発展途上国出身のテマラが発したセリフ。
宇宙から地球を眺めていったこのセリフには今もなお続く紛争に対しての愚かさを垣間見ることができます。
第6位
「さいごに大事なことを教えといてやる。船には港が必要だ。いつまでも待ち続けてくれて、最後には自分を受け止めてくれる。そんな港がな。」
by ギガント
ハチマキの師匠にあたるギガントさんのセリフです。
物理的な家であったり、家族や友人。それら「港」がチャレンジしていく人には必要だ。ということをこのセリフで再度思い返すことができました。
第5位
「つぎは失敗しません。ご期待ください。」
by ロックスミス
ロックスミスは一見すると非道にみえるんだけど、犠牲無くして成功なし。ということを自負している尊敬できるキャラクターです。
このようにキッパリといえる人がリーダーなんだと思ったセリフでした。
第4位
「無いんだ、世界のさかい目が。なんか…それでいいと今は思うよ」
by ユーリ
テマラのセリフと少しかぶっていますが、宇宙から見ると世界の境目(国境)などは当然ながらありません。
それでいいんだ。ぼくもそう思います。
第3位
「この世に宇宙の一部じゃないものなんてないのか。オレですらつながっていてそれではじめて宇宙なのか…」
by ハチマキ
ハチマキが悟った後にスッと発したセリフです。
全ての物、人、空間は1つ1つわかれているように見えるんだけど、実はすべてつながっている。
教祖様になる日もそう遠くはなさそうですね。
第2位
「クソッタレな今日を生きていけるのは、明日に期待するからだろ!」
by ハチマキ
今日という日がくじけそうな時は、このハチマキの言葉を思い出して頑張っていましたww
マジで助かったぜハチマキ!
第1位
「暖かいところに引きこもっていても、なんの解決にもなりゃしないんだ!」
by フィー
このフィーの言葉でリアルに何度も助けられましたねww
仕事でくじけた時、朝出社するのが嫌になった時はこのフィの言葉を思い出して頑張ることができました。マジっす。
これからも、このプラネテスの名言を思い出し、そしてまた聞いて辛い時も乗り越えようかと思います!
プラネテスの良いところを紹介
プラネテスは全体を通してセンスしかない。
プラネテスについて熱く語っている動画があったので、貼り付けておきます。彼がいっていることは全て正しいといえます!
ではぼくの方から、いいところを3つ解説していきます。
・その①:ストーリーが最高!
・その②:キャラクターが最高!
・その③:音楽が最高!
それぞれ解説しますね。
その①:ストーリーが最高!
物語の構成をザックリと分けるとこんな感じです。
・序盤:人間ドラマ
・中盤:人間ドラマ & 木星探査
・終盤:人間ドラマ & 木星探査 & テロ
最初は観ていて、人間ドラマがメインのアニメなんだな〜と思いながら観ていました。
特に小学生のときに観ていた時は「宇宙すげ〜。ロマンじゃん」という感じで純粋にただただ観ていました。
しかし、大人になり再び観たときに、「あれ?こんな壮大なストーリーだったけ?」と、年齢が立つにつれ色々な視点でみることができます。
また、社会人になって観ると、「デブリ課って今の職場と同じじゃん!?」と思わされましたね(笑)
プラネテスを観た方も、職場がデブリ課のような感じでは?と共感した人も多いのではないでしょうか。
それくらいデブリ課はリアルに感じることができるので、宇宙が舞台ですが容易に感情移入ができてしまいます。
その②:キャラクターが最高!
プラネテスには色んな人種や、性格のキャラクターが登場します。
・家族を養うために働くもの
・夢を叶えるために働くもの
・愛を叫ぶために働くもの
・昇格のために働くもの
あくまでアニメの話ですが、結局は宇宙に行ったとしても、人間の本質は変わらないんだな〜と感じました。
けど本当にそう思うんですよね。
たとえ月に行こうが、火星に行こうが、人間の本質はどこに行ったて変わらないと思います。
その③:音楽が最高!
まずプラネテスのオープニングで心を動かされる。
なんか、壮大な宇宙をコンセプトにして作曲されたのかはわかりませんが、聞いていてとても宇宙を感じるんですよね。毎回。
また、オープニングだけではなく、エンディングを歌っているのも同じ酒井ミキオさんという方なんだそうです。
・オープニングテーマ:「Dive in the Sky」
作詞・作曲 酒井ミキオ
歌 酒井ミキオ
・エンディングテーマ:「Wonderful Life」
作詞・作曲 酒井ミキオ
歌 酒井ミキオ
「いや、酒井ミキオさん全部やってるじゃん!」と言わんばかりの才能。
あと、酒井ミキオさんの歌の他にも、作中では神秘的な音楽がBGMなどとても宇宙をテーマにした曲が流れます。
音のタイミングや、選曲のセンスも本当にあると毎回観て思います。
プラネテスの悪かったところを紹介
序盤でのタナベが少しうざい(笑)
これはしかたありませんね。
なぜなら「終盤のタナベ」と「序盤のタナベ」の振り幅を演出するためには必要なのです。
序盤のタナベは何かと「愛が○○」を連発していて、正直疲れます。
「何言ってんの〜?」なんて初めは思っていましたが、プラネテスのいいところは一貫して「愛こそが全てなんだ!」としているところです。
悲しいことに愛があるからこそ、人は争ってしまうのですが、愛は人間には必要だと思います。
プラネテスのテーマは愛なのです!
(ちなみに北斗の拳も愛がテーマ)
悪いところは以上です。
細かいツッコミどころはありますが、全体を通してみると思いつきません。
宇宙兄弟との違いとは
宇宙を舞台にした漫画やアニメはたくさんありますが、今回は同じ人間ドラマとしてみたときに素晴らしい宇宙兄弟と比較してみます。
プラネテスの宇宙飛行士は今でいうサラリーマン的な存在。
同じ宇宙飛行士といっても、存在価値が全く異なります。
・宇宙兄弟:ヒーロー
・プラネテス:サラリーマン
作品の舞台が異なるため、それぞれの作品で宇宙飛行士に対しての名誉の価値が違います。
・宇宙兄弟:2020年代
・プラネテス:2070年代
もちろんプラネテスの宇宙飛行士=船外作業員としては、地球にいる人からすると、すごい分類なのは間違いないかと思います。
けど、宇宙で仕事をするのが当たり前の時代。それがプラネテスの時代となっています。
そのほかにも、ストーリーのテーマも異なります。
・宇宙兄弟:宇宙飛行士がテーマ
・プラネテス:宇宙開発がテーマ
宇宙開発がテーマなので、プラネテスはどちらかというと大人向けなテーマですね。
なので大人になってから観てみると、本当に色々考えさせられます。
「宇宙開発の恩恵を受けるのは、先進国だけだ!」と、プラネテスではテロが何度も起きます。
そんな宇宙開発をテーマにした地球全体の抗争も観ることができるので、なんだか近い将来本当にこうなるのかな〜と思ったりしています。
また2つの作品の共通点としては、熱い人間ドラマです!
まだ宇宙兄弟を観ていない人はオススメなので是非観てみてください。プラネテスが好きなのであれば、きっと気に入るはずです。
まとめ
・プラネテスは宇宙を舞台にしたアニメで一番!
・プラネテスの名言で支えられる。
本当に、生きてるうちにこの作品に出会えたことはとても幸運だと思います。
それくらいこの作品は素晴らしく、また感動させられます。
人生で辛いときに何度も観たこの作品をぜひ色んな方にも知ってもらいたい、感想を共感してもらいたいと思いこの記事を書きました。
大人になってから観る頻度が多くなる本作プラネテス。
次に観るときも感動し、また新しいことに気づかされると思います。
そして辛いときには、この作品を観てエネルギーをもらいたいなと思いました。
採点:4.8点
というわけで今回は以上になります。
アニメ プラネテスはネットフリックスでも観ることができますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました!