老後にカフェやりたいな。
みなさんこんにちは、イヌアイロンです。
この記事はネットフリックスのオリジナル作品のオルタード・カーボンのシーズン1とシーズン2を観た感想をまとめています。
さっそくですが、イヌアイロン的採点はというと、
イヌアイロン的採点:4.5点

はい、最高のSF作品でしたね。
心から面白かった〜と言える作品です。これは当たりの作品といっても過言ではないのでしょうか。
SF好きな人ならドストライク間違いなし。
ちなみにSFとは、サイエンスフィクション(Science Fiction)の略のことを言います。
はじめに言っておくと、悪かったところはあまりなかったので今回は良かったところだけを書いています。
というのもパッと悪かったと思うところが思いつかないんですよね。
もちろん小さなツッコミどころはありますが…
ネタバレありですので、まだ観てない方はご注意を!
それではいってみましょう!
【SF好き必見】オルタード・カーボンは間違いない近未来感【感想】

まずはオルタード・カーボンの概要から。
オルタード・カーボンの概要
・配信:2018年2月〜
・上映時間:1話当たり約50分
・シーズン1:10話
・シーズン2:8話
オルタード・カーボンはネットフリックスのオリジナル作品となります。
2020年4月時点ではシーズン2まで配信されていて、シーズン1は10話、シーズン2は8話となります。
また調べたところ、オルタード・カーボンは原作の小説があるらしいです。さっき知りました…
どうりでストーリーがしっかりしているわけですね。
あらすじ
舞台は300年後の未来。
その世界では、スタックと呼ばれるコインくらいの大きさの部品に人間の心がデジタル化されている。
また体もスリーヴとこれまた作られた体にスタックを埋め込むことでどんな容姿の人間にも乗り換えが可能となった。
主人公コヴァッチは300年もの間スタックを保存されていたが、とある事件の捜査を依頼されるために生き返された。
その事件とは資産家のバンクロフトの殺人未遂事件の真相を追うため。
はたして事件の黒幕は誰なのか。
ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。
オルタード・カーボンの良かったところ

よかったところは主に3つ。
・その①:間違いない近未来感
・その②:緻密なストーリー
・その③:アクションがすごい
1つずつ解説していきますね。
その①:間違いない近未来感
まず言えるのは本当に間違いがない近未来感。
SF好きならたまりません。
お約束の設定ももちろんあります。
・AI
・クローン
・超高層ビル
毎回ネットフリックスのオリジナルドラマを観て思いますが、とてもクオリティが高いです。
1つの映画って2時間くらいありますが、それでも製作費は数十億円にいたります。
それでクオリティが高いのはわかりますが、ネットフリックスのドラマって映画のクオリティを維持して普通に10話くらい作っているので驚きです。
またSFといっても様々なジャンルにわけられますが、このオルタード・カーボンは、ブレードランナーに近い世界観の作品となります。
という方はこちらを少しご覧ください。
SFの金字塔と呼ばれる作品で、もちろんネットフリックスで観ることができます。
しかしブレードランナー2049のみ。
これは続編にあたる作品で、ブレードランナー(初代の作品)は残念ながら配信されていませんでした…
まだ観ていない方はぜひオススメします。
その②:緻密なストーリー
ただ近未来感にお金をかけているだけの作品ではありません。
とてもストーリーが緻密。
その鍵を握るのがスリーヴという設定です。
上述しましたが改めてスリーヴの設定を説明すると、本当の体ではない人工的に作られたモノで、スタック(人の心が入っているコインサイズのもの)を入れることで動きます。
そのため、スタックさえ入れ替えれば、小さな子供からヨボヨボのお爺さんまでになり変わることができます。
なので、黒幕とは実はすでに接触していたり、主人公コヴァッチが女性になっていたりします。面白い設定。
「あっ、あの時のあの人は、彼だったんだ…」
とあとで気づかされます。
このスリーブの設定がストーリーをさらに面白くしてくれています。
またシーズン2では主人公が本来は法律違反で死刑になる、二重スリーブ状態になってしまう場面があります。
つまり主人公が二人存在してしまうということです。
これって実はシーズン1でも二重スリーブをしてしまったんですけどね。
主人公が二人になる作品ってなかなかありませんよね。
シーズン1と2では主人公のスリーヴが違う
スリーヴという設定があるため、体(役者)はなんでもOK。
すでにお気づきの方もいるかも知れませんが、主人公コヴァッチのスリーヴはシーズン1とシーズン2で異なります。

シーズン1のコヴァッチ。
演じるのは、ヨエル・キナマン。

シーズン1のコヴァッチ。
演じるのは、アンソニー・マッキー。
そうこのアンソニー・マッキーは有名な俳優さんで、アベンチャーズの一員としても大活躍していましたね。
あとエミネム主演の8 Mileでは若かりし頃のアンソニー・マッキーが出ているのでオススメです。
個人的には好きな映画です。
なので、この先シリーズ化されても主人公を演じる役者は誰だってよくなるわけですね。
これは大発明。シーズン3のコヴァッチは誰が演じるのかさっそく楽しみでなりません。
AIという存在が面白い
あと、AIという設定がこれまた面白い。
AIにはAIの世界が存在していたり、まるで人間のように個性を持っています。
ポーという主人公コヴァッチをサポートするAIがいるのですが、これがまたカッコイイ役者なんですよね。
その③:アクションがすごい
オルタード・カーボンは、比較的アクションシーンがたくさんあります。
もう映画並みのアクションシーンの多さ。
もちろんクオリティも最高レベルで銃撃シーンとかはスピーディーでかっこいいです。
スローになったりテンポ良く銃撃するなど、演出にも凝っているので最高です。
SFに関係がなくても、アクション映画としてもオススメできますね。
シーズン2のアンソニー・マッキーはさすが宇宙人と戦ってきただけあって強い。(アベンチャーズの話です。)
まとめ
・オルタード・カーボンは間違いないSF作品
・ただSF色が強い作品ではなくストーリーも緻密
・シーズン2はアンソニー・マッキーのアクションに注目!
クオリティが高く、いかにもお金がかかっている作品なので観る価値は十分にある作品です。
SFが好きな人であれば、本当にオススメすることができるのがこの作品。
ただ近未来感が出ているだけの作品は山ほどありますが、オルタード・カーボンはストーリーもしっかりとしているので面白くないわけがありません。
まさに鬼に金棒状態!
シーズン3もあるみたいなので、またレビュー記事を書きたいと思います。
イヌアイロン的採点:4.5点

というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!