犬が寝ているのをみると自分も眠たくなります。
みなさんこんにちは、イヌアイロンです。
「いつか観るぞ!」と思って今まで観ていなかった映画アーティストを、やっと先日観ましたので記事にまとめることにしましたみた。
さっそくですが、わたくしイヌアイロンの採点は….
イヌアイロン的採点:4.1点

モノクロのサイレント映画という、一見攻めた作品に見られがちですがとても凝っていてしかも観やすいという印象でした。
とても良かった!
また作中では犬の演技もとてもいいアクセントになっているので、子供から大人まで楽しめる作品です。
ネタバレありですので、まだ観てない方はご注意を!
さっそくいってみましょう!
映画アーティストはただのサイレント映画ではなかった!【感想】

まずはアーティストの概要から解説していきますね。
アーティストの概要
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演者 ジャン・デュジャルダン
ベレニス・ベジョ
製作国 フランス・ベルギー・アメリカ
上映時間 100分
ご存知の人もいるかと思いますが、本作は第84回アカデミー賞で作品賞と監督賞、主演男優賞など5部門を受賞しています。
当時を思い出すと、テレビでは毎日のように話題になっていましたね。
またジャンルはラブストーリー。
とはいえコメディ要素もたっぷりあるので、観ていて飽きない作品です。
ちなみに、わたしは今までモノクロのサイレント映画は、一度も見たことがありませんでした。
しかし観てみるとーー。
「えぇ〜意外と普通にみれる〜。」と思うくらいなぜか違和感がありませんでした。
サイレント映画と言ってもBGMは流れますが、俳優の音声は流れずセリフのテロップが出てくるので俳優が何を言っているのかはわかります。
サイレント映画になじみがないけど、いざ観てみると普通に観れますよ!誰でも。
あらすじ
舞台は1927年のハリウッド。
サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代ーー。
サイレント映画の大スターと若手の無名女優が出会い、そして恋に落ちる。
しかし時代はトーキ映画。
大スターは自分のプライドでトーキーには出ないと決意するが、無名だった女優がいち早くトーキーの良さを認めて徐々に主演へと上り詰めていく。
徐々に落ちぶれていく大スターであったが、果たして女優との恋は愛へとなるのか…。
トーキー:映像と音声が同期した映画のこと
あらすじはこんな感じです。
アーティストの良かったところ

アーティストの良かったところは2つあります。
・その①:シュールな演出
・その②:アギーが最高だった
それぞれ解説していきますね。
その①:シュールな演出
作中ではサイレント映画からトーキー映画に変わることが描かれていますが、実際にこの映画としても”音”がサイレントからトーキーとなるんです。
どういうことかというと、物語終盤になるとタップダンスの音が聞こえるようになったり、さいごには男優の声を聞くことができるようになります。
なかなか発想がすごいくないですか!?
従来のサイエント映画のオマージュでもあり、今までにない攻めた演出なので、アカデミー賞の作品賞もとってしまうわけですね。
アーティストはただのサイレント映画ではないということです。
その②:アギーが最高だった
主人公の男優が飼っている俳優犬がすごいかわいかった〜。

演じるのは俳優犬のアギー。
アーティストの他にもいろいろな作品で活躍している俳優犬だそうです。
男優を助けたり、芸をしたりと大活躍。
サイレント映画だけあって、音がなくなってもアギーの演技を楽しめます。
アギーの犬種は?
アギーの犬種は、ジャックラッセルテリアです。
ジャックラッセルテリアを一躍有名にしたのは、いうまでもなく”マスク”です。
ジャックラッセルテリアの特徴は主に3つ。
・活発
・知的
・友好的
まさしく、アギー演じる作中の犬にも当てはまりますね。
活発で賢くておちゃめな犬なので本当にかわいい!
アーティストの悪かったところ
悪かったところは特にありませんでした。
しかし少しクセがある作品なので、みる人を選ぶのではないのかなと思います。
「白黒のサイレント映画ってなんかやだ…」
という人は少なくないはず。わたしも正直に言うと最初はそうでした。
なぜならサイレント映画にはなじみがないです。
しかし本当にいい作品で、意外と観やすいのでいろんな人に観てもらいたいなと思っています。
まとめ
・サイレント映画は意外と普通にみれちゃう
・シュールな演出とアギーの演技が最高!
・アギーの犬種はジャックラッセルテリア
また本作ですばらしい演技をみせてくれた俳優犬アギーは、2015年に闘病生活のあと亡くなったそうです。
すばらしい演技をありがとうアギー!
イヌアイロン的採点:4.1点


というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!