こんにちは、ボブです。
前からずっとやってみたかった「アガベの地植え」を先日おこなったので、地植えのノウハウなどを記事にまとめてみることにしました。
さっそくだけど、ぼくはアガベには2つの育て方があると思っています。
・その①:コンパクトに締めて育てて楽しむ
・その②:大きくワイルドに育てて楽しむ
んでぼくは、「より大きくワイルドに育てたい」タイプなんです。
だって大きい植物ってマジでカッコよくないですか?
そうなんです。当たり前だけど、小さくてもいいから庭やハウスがないと地植えはできません。
とはいえ、レンタル畑といったところもあるはずだから、可能性はゼロではないから興味があればググってみてください!
ぼくが実験台となって地植え可能な品種を調査しています
いろんな栽培方法を試してみたい欲がものすごくあるから、地植えに関してもいろんな品種を実際に植えてみて越冬可能かどうかを調査しています。
なのでこの記事は随時更新していきます!
冬越しの影響をアップしました!
先に成長記録をみたい方は、下の目次をタップしてください。
・地植え経験者がメリットわかりやすく説明します
・耐寒性があるアガベの品種がわかります
・地植えをするときの用土のポイントががわかります
さっそくいってみましょう!
【事実】アガベの地植えは「想像以上」によく育つ【冬越しや雪に耐える品種や用土とは】


ではまず最初に、地植えについてのメリットとデメリットから解説していきますね。
地植えのメリット
メリットは主に2つあります。
・その①:どんどん大きくなりワイルドに育つ!
・その②:庭がカッコよくなる!
それぞれ解説していきますね。
その①:どんどん大きくなりワイルドに育つ!
地植えの1番のメリットはなんといってもワイルドに育つということです。
鉢植えで育てているスピードをはるかに凌駕する成長速度が特徴です。
それはとてもシンプルで、根を張ることができる土の量が鉢と地植えでは違うからです。
当たり前だけど、鉢で育てると根を張るのにも限界があります。
そのため、根から養分を吸収することができないため成長が止まる。ということです。
そしてこうなる。


アガベの植え替えをしたことがある人は見慣れた光景ですよね。
それに対して地植えでは、グングンと八の字のように効率よく根が用土に行き渡り、その結果として鉢植えと比べて大きくなります。
「早く」「大きく」育てれるのが地植えの大きなメリットとなります。
その②:庭がカッコよくなる!
アガベを庭に地植えすることでとてもカッコよくなり、他の家の庭との差別化を図ることができます。
「オレんちには、でっけ〜アガベがあるんだぜっ!」と同僚や異性に自慢することができます。
決まって「何、アガベって?おいしいの?」と聞かれるから、他の人には言わないようにしましょう。(経験談)
さらにゾンビが襲撃してきてもアガベが防御壁となり、家への侵入を防ぐことができます。
「ヴァ〜。イダァイ〜。。。」とゾンビも雄叫びをあげることでしょう。
また、思い返すとアガベを地植えしている家は今まで見たことがないんですよね。
まぁ地方在住だから、そんなオシャレな人が少ないだけだと思いますが。
なので、庭に植えてあるだけで、他の家と差別化できてとてもカッコイイ庭になることは間違いありません。
庭があるのであれば、ぜひトライしてみましょう!
【重要】地植えの注意点


地植えの注意点は2つあります。
・その①:耐寒性がある品種でないと冬越しできない
・その②:水はけのいい用土でないといけない
まずは耐寒性のある品種について紹介していきます!
その①:耐寒性があるアガベの品種とは
まずはじめに耐寒性を定義しておきます。
この記事での耐寒性:氷点下でも冬越しできること
アガベは数百種類の種類があり、耐寒性がある種類もたくさんあります。
種類が多すぎるから、この記事では「耐寒性がある」といわれている品種をいくつかピックアップしています。
それがこちら。
・アガベ・パリー
・アガベ・モンタナ
・アガベ・パラサナ
・アガベ・アメリカーナ
・アガベ・オバティホリア
・アガベ・シルバーサーファー
よく地植えされている品種はこんな感じかと思われます。
パリーとかはよく地植えされているイメージが強いですね。カッコいいし。
↓ホリダを実験的に冬越しできるかトライしてみたけど、結果は惨敗でした…


色が黄色になってしまっていますね。成長点もたぶんやられていると思います。
あくまでぼくの環境下では冬越しできなかっただけだから、ホリダ=耐寒性がないわけではありませんので。
気温、湿度、日当たり、風当たり、などのデータを取っているわけではないので、一概に「この品種は耐寒性がない」ということは断言できません。
なので、あくまで参考としてください!
んで、ぼくが今回地植えしたのは上記の品種から3つです。
・アガベ・オバティホリア
・アガベ・アメリカーナ
・アガベ・モンタナ
これといった決め手はないんだけど、たまたまメルカリでいいのがあったから購入した。というだけだから意味は特にありませんww
ちなみに、アメリカーナはゴジラくらいの大きさにしてやろうと思っています。
その②:アガベの地植えの用土
地植えに限らず鉢植えであっても用土は「これでなければならない」というのはありません。
育てる環境によって、変わっていくから正解はないんですよね。
とはいえ、「土だったらなんでもいい」というわけではありません。
アガベに適した用土は通気性、保水性、保肥力、排水性があること
用土で重要なポイントでもう1つあります。
使っている用土の特性をしっかりと知ること!
使用している用土は「どれくらいの速さで乾くのか」「水はけがいいのか」などなど、徐々にわかってくるはずだからよく用土を観察することをオススメします。
毎日アガベの様子をみることが大切です。
粘土質の赤土だった庭の土


ちなみにぼくはどうしたかというと、庭の土はバリバリの関東ローム層の粘土質の赤土だったから、鉢植えで使っている用土をせっせと自家製花壇に入れていきましたww
いつものように微塵を取り除いた用土だから問題はありません。(むちゃくちゃ時間がかかったけどww)
地植えに慣れてきたら、いろんな用土で実験してみたいと思います。
余裕がでてきたら、このバチバチの関東ローム層の粘土質の赤土で育てることができるのかも実験してみます。
仮説ですが、保水性があるから普通に育てることはできるかと思います。
基本アガベはとても強い品種だから、ぶっちゃけ土はなんでもいい説が個人的には強いです。
地植えの管理方法


地植えの管理方法としては、とくに鉢植えの管理方法と変わりはありません。
地植えするタイミング
地植えするタイミングはズバリ、
3月後半〜6月後半まで。
これは地植えがどうとかではなくて、夏型のアガベにとって気温が徐々に上がってきた成長期前に行うことがベストだからです。
水やり
基本的に水やりは、そこまで気をつかう必要はありません。
なぜなら、地植えをしていれば雨が降って、勝手に水やりをしてくれるからです。
とはいえ、雨が何週間も降っていなくて、用土がずっとカラカラの場合はたっぷりとあげてあげましょう。
2週間くらい雨が降っていなかったら、水をあげるようにしています。
まだ小さなアガベであれば簡易的な屋根などで雨を防ぐことができるけど、立派な地植えサイズになってしまうとどうしようもありませんね。
なので、地植えでは梅雨や台風の時期などは祈ることしかできません。
とはいえ、そんなすぐに腐るわけではないのであまり心配はしないようにしましょう!
地植えの成長記録
ここからは、ぼくが実際に地植えしたアガベの成長記録を載せていきたいと思いまっす!
途中で枯れた場合はその原因を考察し、それもまた追記したい。
2020.8月


平均気温 – 高温:30℃
平均気温 – 低温:22℃
記念すべき1回目の写真。
左から、アメリカーナ、オバティフォリア、モンタナ。
地植えを実行したのは梅雨を過ぎてからですが、連日雨がふりさっそく心配中ww
追記:2020.11月


ビミョーだけど大きくなってる。(というか、雑草がすごい)
植え替えてからは、2,3枚ほど展開したと思います。そして葉も少しずつ大きくなっている。
短期間の観察だけど、結論は「鉢植えで育てるよりも大きくなるスピードが速い」ということ。
地植えは思ったよりもすごかったですねww
まぁ次の課題は今年の冬を越せるかどうか…ですね。無事に冬越しができたら次回は5月か6月に更新してみます!
追記:2021.4月


結論からいうと、無事に冬を越すことができました!(イェィ)
んが、下葉を中心に冷害の影響を受けていましたので、被害状況を確認していきましょう!
↓まずは、アメリカーナ


下葉が8枚ほど冷害にやられてしまっていますねww
だけど、さすがアメリカーナと言わんばかりの強さで、4月にもなればどんどん葉を伸ばしていっています。
今シーズンはもっと大きくなることでしょう!乞うご期待。
↓続いてはモンタナ。


こちらも4枚くらいの下葉が冷害にあってしまっています。
だけど、こちらもまだまだ元気に動いていますね。
↓流石のパリー


地植えした株では1番小さいんだけど、ほぼほぼ無傷です。流石です。
↓最後にオバティホリア。


地植えした中で、もっとも大きかったのがこれ。
だけど、下葉が5枚ほどやられてちゃっています。
つまり考えるに、
冷害は、地植えする株の大きさは関係なく、品種に影響する。
ということですね。(まぁ、わかってはいたんだけど実験して結論が出ました)
また、オバティホリアも4月にもなればどんどん動き出しています。
↓そして葉の幅もどんどん太くなっていっていて、オバティホリアらしさが徐々に出てきています。


次回は9月くらい(?)に追記してみたいと思います。では。
まとめ
・地植えで大きくカッコよく庭に飾ろう!
・耐寒性のある品種と水捌けのいい用土の選定が必須
・地植えのタイミングは可能であれば春がベスト!
アガベは丈夫な植物なので、きちんとその用土の特性を掴んで育てることができればバッチグーです。
当方少し気温が平地よりも低い場所に住んでいるから、無事に冬越しできるか楽しみです。
進捗があれば、どんどん追記していきます。
というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!